- Blog記事一覧 -ゾッとした話
ゾッとした話
先日、とても悲しい出来事がありました。
その少女は涙を浮かべながら当院に来ました。
違う接骨院に行ったら、ケガをして腫れているのにたいした説明もなく、超音波で観察することもなくバキボキとされた。
とてもその行為が痛く、そのあとも良くなるどころかさらに腫れて痛い。
接骨院なんか行ったらまた怖いことされる。
そう思っていたと思います。
怖がる小さな患者さんにできるだけ安心してもらいたいと気を配りながら検査をしました。
ケガをしたきっかけも
関節の可動域も
触った感覚も
腫れ方も
超音波(エコー)で観察した結果も
全て骨折を疑う所見でした。
すぐに愛護的に固定を行ない、連携させていただいている整形外科に紹介し、レントゲンを撮ってもらったところ…
やはり骨折でした。
とても悲しくなりました。
接骨院という看板を掲げることは柔道整復師という国家資格を持った者だけが許されます。
このことはご存じない方が多いです。まだまだ認知されていないとよく感じます。
柔道整復師が骨折を見逃すことは、あってはならないことです。
また詳しく書きたいと思っていますが、接骨院では骨折も扱うことができます。
ただ、2回目以降の治療には「医師の同意」が必要と法律で決まっているため、整形外科に紹介をしております。
写真のような固定具を症状や体に合わせて作成する技術も我々は持っています。
今回はプロとして適切な対応ができたと思っていますが、私も見逃す可能性があります。
お母さんもこんなに大事だと思っていなかったようで驚いてみえました。
僕がこれは痛かったよね、と彼女に話すと「ほら!」とお母さんに怒っていました。
柔道整復師の認知向上、地位向上のためにも日々勉強せねばならないと改めて誓った出来事でした。

月別アーカイブ
- 2025年10月
- 2025年9月
- 2025年8月
- 2025年7月
- 2025年6月
- 2025年5月
- 2025年3月
- 2025年2月
- 2025年1月
- 2024年12月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年10月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月




