先日、ある５歳のお子さんが転んで肘を痛がっているとのことで来院されました。

お母様はそこまで重傷の症例とは思っておられなかったようで、

それもそのはず、転んだけど泣いてもおらず、わりと肘の曲げ伸ばしも出来る。

そんなに腫れていない。人によっては放っておけばいいくらいに思われたかもしれません。

ですがお話しを聞きながら慎重に触察をしてみると、やはり痛みは明確にある。

そんなに腫れていないのは受傷直後の来院だからの可能性がある。

超音波観察装置（エコー）で確認をしてみると、fat pad signという骨折を疑う所見もみられる。

これは精密検査の必要があると考え、提携する整形外科に紹介したところ添付した写真のように回答が返ってきました。

やはり骨折。

転位があったら手術になる可能性が高い症例でした。

放っておいてもしまた転んでいたら…と思うとゾッとしますね。

私たち「柔道整復師」は骨折・脱臼の応急処置が認められている国家資格です。

初回時以降の施術は医師の同意が必要になるため一度提携整形外科へ紹介をさせていただきます。

その後は当院で施術・リハビリが可能です。骨折に対する専門的な治療器もございます。

子どもは骨が弱いため、一見軽そうに思えるケガでも骨折している可能性があります。

骨折を疑う知識、超音波観察装置、提携整形外科、骨折治療器を備えている当院にご相談ください。

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